広島・松山 先制打&2戦連続マルチ にじむ充実感「絶対にかえしたいと思っていた」
「DeNA5-10広島」(26日、横浜スタジアム)
勝負強さが頼りになる。初回2死二塁。広島・松山竜平外野手が先制の左前適時打を放った。外角低めに落ちる変化球を巧みな技術で捉えた一打。「絶対にかえしたいと思っていた。状態がいい時は、ああいうことができる」と充実感をにじませた。
自身に課すのは得点機での一本だ。「しっかり責任を持って、その責任を果たそうと思っている。なんとか一日1打点でも、一本でも打てたら」。4番の打撃が試合の行方を左右する。一打席にかける思いは誰よりも強い。
六回に右前打を放ち、開幕戦に続いてマルチ安打を記録するなど、2安打1打点の活躍。佐々岡監督は「いい働きをしてくれている」と笑顔を見せた。新4番が開幕ダッシュを導く。




