広島・ドラ6末包、新人開幕スタメン 山本浩司、梵英心以来球団3人目
広島のドラフト6位・末包昇大外野手(25)=大阪ガス=が24日、DeNA・東討ちの再現を誓った。
ドラフト制後では1969年・山本浩司(のちの浩二)、2006年・梵英心以来、3人目となる新人開幕スタメンを手中にした。
「この年齢で、この1年で結果を残さないと厳しくなる勝負の1年。1年目ですけど、しっかりとやっていきたい」
浮かれることなく、足元を見つめ結果を残すことだけに集中する。
幸い、開幕の相手・東とは対戦経験がある。東洋大3年時にオープン戦で立命大4年の東と対戦、本塁打を放っている。
「二塁打と本塁打。(本塁打は)左中間に。(球種は)真っすぐ。二塁打はスライダーだったかな。大学時代の自慢が唯一それなので。知っている先輩からは“また打てるやろ”と言われて。いいイメージを持っていきたい」
オープン戦では打率・177、1本塁打、6打点に終わった。未完の大砲だが、佐々岡監督の期待は大きい。「7番・右翼」での出場が予想される。小さくならず持ち味のパワーをフル発揮するだけだ。
スタンドには香川県から両親も観戦に訪れる予定。晴れ舞台で豪快なスイングを見せるつもりだ。




