安仁屋宗八氏「開幕投手は大瀬良でいい」「エースという言葉がピッタリ」

 「オープン戦、巨人1-3広島」(26日、沖縄セルラースタジアム那覇)

 広島・大瀬良大地投手(30)が先発し、3回2安打3奪三振無失点。対外試合初登板で順調な仕上がりを披露したエースを、デイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(77)は「開幕投手は大瀬良でいい」と絶賛した。

  ◇  ◇

 大瀬良は、エースという言葉がピッタリの投球だった。3回を2安打無失点。三振もきっちり奪うことができた。順調にキャンプを消化し、仕上げてきたことがマウンドで表現できていた。

 チームを引っ張る姿も頼もしかった。初回2死。末包が失策し走者を背負った直後、岡本を中飛に打ち取った。相手の4番に一発が出れば2失点。さらに失点以上に、末包の気持ちにも大きなダメージがあった。大事な場面でミスをカバーした投球が、五回の末包の2ランにもつながったんじゃないかな。

 森下は、立ち上がりこそ制球にばらつきがあったものの、2イニング目からはきっちり修正した。打たせて取る投球もできていたし、さすがだった。

 この日の登板を見ると、開幕投手は大瀬良でいいという意見だ。どっしりとして安定感があり、チームを勇気づけていた。重圧が大きい開幕戦のマウンドを4年連続で託していい。エースで勝てばチームは乗っていけるのだから。

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