広島が引退した小窪をコーチ招へい キャプテンシー評価
広島が、今季限りで現役引退を表明したロッテ・小窪哲也内野手(36)を、コーチとして招へいすることが31日、わかった。
小窪は昨年11月に広島からの指導者打診を受けた。現役続行への意欲が衰えることはなく、自由契約の道を選択。今年は6月から独立リーグ・九州アジアリーグの火の国(熊本)でプレーし、8月31日にロッテ入団が決まった。
ロッテでは9月9日のオリックス戦で移籍後初安打初本塁打を放った。出場7試合で18打数1安打、1本塁打だった。
広島時代の16年には選手会長としてチームをまとめ、25年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。人間力にも優れており、誰からも慕われる存在だ。広島はキャプテンシーも評価している。
確かな技術に加え、年齢的に近い選手との相談役やコーチ陣とのパイプ役にも期待をしている。




