広島・佐々岡監督 快投の床田を大絶賛「本当に100点満点です」
「広島5-0阪神」(29日、マツダスタジアム)
広島が首位・阪神を相手に同一カード3連戦3連勝した。連勝は4に伸び、4位タイに浮上した。
5月27日の西武戦以来の先発となった床田は、力強い直球を軸に阪神打線をねじ伏せた。6回5安打無失点。三振はプロ初の2桁となる10個を奪った。3月31日の阪神戦以来となる2勝目を手にした。
打線は初回2死から小園が相手の失策で出塁。直後に4番・鈴木誠の19号2ランで先制し、さら坂倉の8号ソロでこの回3点。3-0の七回は再び坂倉が2点二塁打を放ち突き放した。
投打の歯車ががっちりとかみ合った試合。佐々岡監督の試合後の一問一答は下記の通り。
-床田が6回無失点の好投だった。
「久々の1軍。気合も入っていた。本当に素晴らしい投球(力強く)。ずっとこれを期待していた。しっかり腕を振った中での真っすぐ、変化球。本当に100点満点です」
-満点をあげられる。
「きょうは本当に良かったよ。こういう投球をずっと期待していた。器用な部分があって、小手先でとか、いろんなことがあったけど、これが基本だと思う。だから変化球もボールを振ってくれた。これを次も続けていってほしい」
-打撃陣に関しても良い点の取り方ができた。
「つながりが出てきたし長打も出てきた。きょうは秋山投手。なかなか攻略できていなかったが、初回の2死からエラー絡みで誠也が先制パンチ。相手にとってはダメージがあったんじゃないかなと。3点というのは大きかった」
-会沢が右ふくらはぎの故障から復帰。その試合を完封リレーで飾った。
「やっぱり、さすがだったね。そういうリードをしてくれたしね。チームが引き締まるし、完封リレーを引き出してくれたアツの力は、さすがです」





