広島・栗林が史上7人目の新人20セーブ「リリーフ陣の思いを無駄にしないように」

 最後を締めくくった栗林(左)とタッチを交わす広島ナイン(撮影・立川洋一郎)
 9回表に登板して無失点に抑え、最後を締めくくった栗林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島5-4ヤクルト」(20日、マツダスタジアム)

 広島・栗林が史上7人目となる新人での20セーブを達成した。

 1点差の九回に登板。先頭のサンタナ、続く元山をいずれもフォークで空振り三振。2死から代打・川端は捕ゴロに仕留めた。計10球、全く危なげなく三者凡退で試合を締めた。

 右腕は「リリーフの投手が0(点)でつないできてくれた結果、僕に回ってきた。その思いを無駄にしないように、先頭から集中していこうと思った」。六回から塹江、ケムナ、バード、森浦とつないだブルペン陣の奮闘も力に変え、後半戦本拠地初登板を飾った。

 史上7人目の新人20セーブで、球団では2003年の永川(現投手コーチ)以来。佐々岡監督も「栗林がいなかったらゾッとする。こういう試合を取っていけるのは栗林のおかげ」とその存在感の大きさに最敬礼しながら、守護神を褒め上げた。

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