広島・佐々岡監督、守乱に苦言「今の阪神に隙見せると…」 リーグワースト23失策
「阪神7-3広島」(2日、甲子園球場)
広島は守備の乱れも失点につながった。佐々岡監督は「今の阪神に隙を見せると襲いかかってくる。そういうとこを、しっかりしないと勝負できない」と反省を促した。
六回無死一塁の場面。板山の送りバントをコルニエルが処理するも二塁へ悪送球して一、三塁とピンチを広げた(記録は犠打野選と投手の失策)。さらに1死満塁で坂倉が初球の直球を捕逸し三塁走者が生還。リードを3点に広げられる痛いバッテリーミスだった。
失点に結びつかなかったものの、八回には左翼手・長野が近本の打球を落球した。チームはこの日の2失策でリーグワーストの23失策。今季も投手を中心とした守り勝つ野球を目指してきた。トンネルを抜け出すためには堅い守りも欠かせない。