広島ドラ3大道 球界の主役張ってインフルエンサーになる 子どもたちに夢与えたい
広島のドラフト3位・大道温貴投手(22)=八戸学院大=がデイリースポーツのインタビューに応じ、世間に対して大きな影響力を与えるインフルエンサーになることを誓った。かつてはプロ野球選手に憧れた野球少年だったと話すイケメン右腕。まずは開幕1軍を目指し、活躍することでファンに夢を与えていく。以下、インタビューその1。
◇ ◇
-ここまでのキャンプを振り返って。
「第2クールぐらいまでは体作りがメインだったんですが、練習試合も始まってここからはずっと実戦になってくる。やっと本業になってきたなという感じはあります」
-21日の阪神戦では3者連続三振に打ち取るなど好投した。
「まだそんなにボコボコにされていないので、そこまで投球は変えずにいこうと思っています。ずっとゾーンに強く投げたい」
-ツインズの前田健太投手が自身のツイッターでいい投手だなと絶賛していた。
「見ました。本当にうれしいです」
-大道選手自身もツイッターとインスタグラムをやっている。
「まあ、発信ですね(笑)。大切にしているんです」
-その理由は。
「やっぱり応援してくれているファンがいる。その方々に向けてですね」
-注目されるのが好きと聞いた。
「やっぱりピッチャーをやっているので。投手をやった理由は注目されるのが好きだからです(笑)」
-それこそ、野球の原点は小学生の時のシンガポールでの生活だった。
「習い事の中で最後にやったのが、野球でした。シンガポールはソフトボールチームが多くて最初はそこに入っていた。ソフトボールに特化した人が野球チームへと推薦される。それが僕はかっこいいなと思って野球を始めました」
-帰国し、中学生の時は捕手だった。投手に転向した理由は主役になりたかったから。
「そうです」
-ツイッターのフォロワー数はさらに増やしたいか。
「たぶん1軍で投げていければ、増えていくと思います」
-何万人いきたいとかそういう目標は。
「ははは(笑)。そこはあまり気にしていないですね」
-ただ、インフルエンサーのような人々に大きな影響を与えられる投手にはなりたい。
「そうですね。子どもたちに夢を与えたいです。僕は小さい頃、巨人ファンだった。阿部慎之助さんや小笠原道大さんに憧れていた。その当時はガラケーの時代だったので、あまりネットを見るということはなかったが、今は時代が違う。そのようなところ(SNS)で憧れの存在になりたいという気持ちはあります」
-他の野球選手のアカウントをフォローしているか。
「昂也(高橋)ぐらいですね。僕と昂也の背番号を並べた写真を撮りました」
-森下投手は昨年、プロ初完封した時に記念ボールを載せた。
「僕も勝てればボールを載せたいです」
◆大道 温貴(おおみち・はるき)1999年1月20日生まれ、22歳。埼玉県出身。180センチ、80キロ。右投げ右打ち。投手。背番号12。今季推定年俸1000万円。春日部共栄から八戸学院大を経て、2020年度ドラフト3位で広島入団。