広島・大瀬良「91年世代で優勝、日本一に携わるのは理想」三十路の誓い

 「広島春季キャンプ」(15日、沖縄)

 広島の大瀬良大地投手(29)がデイリースポーツのインタビューに応じ、三十路(みそじ)の誓いを立てた。今年6月に30歳を迎えるエースは「91年世代でチームを引っ張る」と堂林、今村、九里の同級生4人で3年ぶりのリーグ優勝と日本一を導く理想を掲げた。

 ◇  ◇

 -カープでは堂林、今村、九里が91年生まれの世代。4人で集まる機会は。

 「例年、選手会ゴルフの後に選手会納会があって、解散してから同級生だけで2次会というか、『同級生会』みたいな形でやってはいて。昨年はできなかったですけど、そういったところでは『何とかみんなで頑張りたいね』という話はしています」

 -堂林は苦しいシーズンが続いた中、昨年大活躍。うれしさも特別だったのでは。

 「やっぱり、誰よりも歯を食いしばって練習している姿を見ていましたし、去年は練習前にグラウンドを走ったりしていて。僕が最初に始めたんですけど、それに堂林がまざるように、時間帯は違っても走るようになって、頑張っている姿は映っていたので」

 (続けて)

 「『何とかこの頑張りが報われるといいな』と思いながら。後ろを守ってくれることがすごく多くなってきて、助けてくれるプレーもたくさんしてもらいました。そういった意味では非常にうれしいですし、すごく心強さは感じます」

 -九里は昨季、9月以降だけで6勝をマーク。自身の離脱の穴を埋める奮闘ぶりで先発陣を支えた。

 「彼の責任感の強さなんだと思います。それがいい方向に働いて素晴らしいピッチングをしていた。あれだけ成績を残してきている選手。昨年もちょくちょく連絡を取っていましたけど、そういう自覚を持ちながら、いろいろ考えてやってくれているなと」

 -今村は再起を懸けて戦っている。昨季終盤から、この2軍キャンプで一緒に過ごす時間も増えた中、間近で見ていて。

 「たくさん登板数を重ねて、しんどいところもあったと思います。昨年は僕が離脱してファームに落ちて、そこから彼の野球に対する色んな知識を増やしていこうとする姿勢は、それまでの猛(今村)にはないというか、『新しい猛』が見られたなと。悔しさや、色んな思いの中で自分を変えようとしていく姿が見られた。頑張って結果を残そうとしているんだなというのは見て感じていました」

 -4人全員がチームの主力として活躍し、優勝に貢献したいという思いが強い?

 「やっぱり同級生に対する思いというのは特別なモノがありますし、(同級生で集まると)そういう話になったり。みんなでチームの主力として優勝、日本一に携わっていける、そういう形は理想というか。そうなるといいなという思いは持っています」

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