広島・九里 開幕投手に意欲「特別なマウンドだと思う」

 自主トレを公開しキャッチボールをする九里(撮影・立川洋一郎)
トレーニングマスクを着用してダッシュを繰り返す広島・九里亜蓮(左)=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
自主トレを公開し、キャッチボールをして汗を流す広島・九里亜蓮=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 広島の九里亜蓮投手が12日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習上で自主トレを公開した。床田と共にウオーミングアップを開始。ダッシュ、キャッチボールなど約1時間、体を動かした。

 「しっかりとキャンプに向けて、どういう風に調整するかという段階に入っている。ランニングもある程度の量を走っていますし、ウエートトレーニングにしてもキャッチボールにしても少しずつ(強度を)上げている段階です」

 昨季は開幕からローテを守り自身初の規定投球回に到達。20試合で8勝6敗、防御率2・96で終えた。契約更改時には自身初の開幕投手への思いを言葉に変えた。年が明け、その思いはさらに強くなっている。

 「一人しか立てない場所。特別なマウンドだと思う。あそこに立つことを目指してやりたいと思っていますし、そのためにも昨年以上にレベルアップし、違ったところをキャンプから見せていかないといけないと思っている。そこを目指してしっかりとやりたい」

 万全の状態を整えてキャンプに臨む意気込みだ。開幕投手を狙う大瀬良や森下。競争を勝ち抜き大役をつかみ取る。

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