若鯉躍動!!広島・林がプロ8打席目で…記念の一打だ初安打だ!記念球は実家に

 「広島7-12ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)

 広島の林晃汰内野手(19)が8打席目で待望のプロ初安打を記録した。先頭の八回に代打で出場。清水のフォークを力強く引っ張り、右翼線へ二塁打を放った。将来の主砲候補として期待される高卒2年目の若鯉が、記念の一打からさらなる飛躍を目指していく。

 全力疾走で二塁を陥れると、少しホッとした表情で盛り上がるベンチの声援に応えた。プロ8打席目でうれしい初安打を放った林は「うれしいです」と笑みを浮かべた。

 八回に代打で出場。佐々岡監督から「思いっきりいけ」と言われ、「初球から打てるように」という意識で打席に入った。カウント2-2から清水が投じた128キロフォークにうまくバットを合わせ、右翼線への二塁打とした。

 2日に初昇格したばかり。6日にはプロ初のスタメン出場を果たしたが、4打数無安打に終わるなど悔しさを味わっていただけに待望の一本に喜びもひとしおだ。

 ナインから手厚い祝福を受け「すごかったです。(ベンチ)裏でも言ってくれた。打てて良かった」と笑顔。記念のボールは「実家に送りたいと思います」と両親に感謝の気持ちとともに届けるつもりだ。

 ここまでチャンスをもらいながら、7打席で5三振と当たっていなかった。「打てなかったので、投手に対応できるように。研究した結果がつながった」と自らの打席を見つめ直したことが実を結んだ。

 1死三塁から宇草の二ゴロの間にプロ初得点も記録。「代打で出させてもらったので、これからいい場面で打って結果を出せるようにしたい」。将来の主砲候補として期待される高卒2年目の19歳が、さらなる高みを目指していく。

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