広島・遠藤、勝利投手目前で特大被弾「ホームラン前の四球が余計でした」
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「巨人5-4広島」(22日、東京ドーム)
先発した広島の遠藤淳志投手(21)は102球を投げ、5回4安打4失点で降板した。
3試合連続失点中だった初回は三者凡退に抑えたが、三回に捕まった。2死一、二塁で松原に右翼線への2点適時二塁打で先制点を許した。
四回に長野の一時逆転となる3ランで援護点をもらったが、五回に1死から松原にフルカウントから四球で出塁を許すと勝利投手目前となった2死二塁。4番・岡本に投じた内角高めの直球を捉えられ、左翼バルコニー席への特大弾を許した。リードを守れず、右腕は思わずマウンドに座り込んだ。遠藤は「コースが甘くなってしまった。あと一個アウトを取ればというところだった。甘さが出てしまった。ホームラン前の四球が余計でした」と肩を落とした。
それでも九回に松山の左前適時打で一時同点となり、黒星は免れた。「新たな課題は見つかったが、(初回は)3人でしっかり抑えられたのでそこは継続していきたい」と話した。