広島・佐々岡監督 球団史上初の新人監督開幕3連勝に王手

インタビューを終え、ご機嫌で引き揚げる佐々岡監督(撮影・高石航平)
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 「DeNA5-10広島」(20日、横浜スタジアム)

 広島は開幕から2連勝。いずれも逆転で白星をもぎとった。今季から佐々岡真司監督を迎えて臨むシーズン。球団の新人監督開幕2連勝は、1968年の根本陸夫監督と75年のジョー・ルーツ監督に次いで45年ぶり3人目だ。

 指揮官として初めて迎えたシーズンは、采配がズバリと当たっている。開幕戦となった前日19日は、八回に守備固めとして送り出した三好が、直後の超ファインプレーで失点を阻止した。

 この日は、2-3の八回2死一、二塁から起用した代打・長野が、決勝の2点適時二塁打を放った。守備でも前進守備を指示した2-3の七回1死二、三塁で、田中広がソトの打球に横っ飛び。本塁へ送球し得点を許さなかった。

 「出る選手みんなが、高い意識を持ってやってくれている」。21日は、新人監督として球団史上初となる開幕3連勝を目指す。

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