広島・岡田がブルペンで82球 キレあるフォーク習得中
広島の岡田明丈投手(26)が9日、大野練習場で行われた2軍全体練習に参加し、ブルペンで82球を投げた。
「ゲームを想定して。各球種をどのカウントでも投げられるように」と振り返った。
取り組んでいるのは、キレのあるフォークの習得だ。「そこまで(打者の)反応はよくなかった」という以前のフォークの改善に努め、現在は「深く挟んでいる」と握り方を若干変えた。「今は揺れてナックルみたいだが、軌道が安定して落ちるようになれば。まだ模索中のところはあるが、ストレートの軌道を出していきたい」と意気込んだ。
また、永川投手コーチから手首の使い方などを助言され、「ボールをつかみ取るような形」を意識しながら投げているという。
オープン戦は4試合に登板し、4回6失点(自責4)、防御率9・00と結果を残せなかったが、課題の制球難を克服し、時間を有効活用しながら1軍返り咲きを目指していく。