一岡誓った!セットアッパー奪還だ 初のダウン更改も球団から期待の声

 広島の一岡竜司投手(28)が11日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、8年目で初のダウンとなる400万減の7300万円でサインした。33試合登板に終わった今季から巻き返しを誓う来季に向け、現在は肉体改造に力を入れている。筋肉量を増やした体で、セットアッパー返り咲きを目指す。(金額は推定)

 復活への思いを強くした。一岡は20分の交渉で期待の声を掛けられた。「後ろの方でしっかり投げてもらえれば(チームは)良い位置に行くと言ってもらった。さらに頑張ろうと思った」。セットアッパー返り咲きへ、気持ちを新たにした。

 夏場に下半身のコンディション不良で戦線離脱。終盤は3軍でリハビリに時間を費やす結果になった。過去2年はいずれも59試合登板と奮闘したが、今季の33試合登板で0勝0敗、防御率2・90は不完全燃焼だった。

 来年1月11日に29歳になる。30歳目前のアラサーとなり、今オフは肉体改造に着手。「今までは筋力を増やさなくてもやれていた。年齢を重ねると厳しくなる。変わらないといけない」と意気込む。

 数値の明言は避けたが、筋トレで筋肉量を増やす計画を進めている。私生活では栄養士に献立を相談するなど食事面の改善を図るほどの徹底ぶり。「真っすぐで勝負していこうと思っている。全体の出力を増やしたい」と力を込めた。

 チームは今オフ、DJ・ジョンソン、スコットと中継ぎの新外国人2投手を獲得。来春キャンプはこれまで以上に競争が激化する。「勝ちパターンで投げられるのがベスト」。救援陣再建には不可欠な存在。一回りも二回りも大きくなってマウンドに立つ。

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