床田が光投!5・24以来の6勝目ならずも6回3安打1失点
「DeNA2-2広島」(30日、横浜スタジアム)
約1カ月ぶりの白星は2-1の九回にフランスアが同点打を許し幻となったが、任された仕事を遂行した。広島・床田が6回3安打1失点。序盤は苦しい投球を強いられた中でも力投し「今日は全体的に会沢さんのリードもあり、粘り強く試合を作ることはできた」と振り返った。
初回は2死一、二塁を迎えたが、高橋大の好捕で宮崎を左飛に仕留めた。ただ、反省の場面は三回。「慎重になったのもあるし、力んでいた」とソト、ロペスに連続四球。続く筒香に左翼線へ先制適時二塁打を献上していた。「そういうイニングをなくしたい」。それでも四回以降は無安打投球と立て直す修正力も見せた。
中9日での登板。普段よりも間隔が空いていた中、ブルペン投球を行わない日に遠投に力を注ぐ日を初めて作った。「近くで投げると腕の振りが小さくなる。遠投は自然と体を大きく使える。大きく使って短い距離で投げるのがいい」。その意識を植え付け、快投につなげた。
5月24日・巨人戦を最後に5試合白星がないが、前回の6月20日・ロッテ戦では6回無失点。2試合連続の好投だ。ただただチームの勝利のために、必死にマウンドで腕を振り続ける。



