緒方監督が決断 不振の田中広ついに記録途切れる 小園が1番遊撃【スタメン】
「交流戦、広島-ロッテ」(20日、マツダスタジアム)
広島・田中広輔内野手の連続フルイニング出場が「635」(歴代6位)で止まった。15年4月1日のDeNA戦(横浜)から継続して試合に出ていたが、不振のため、ベンチスタートとなった。
ついに、緒方監督が重い決断を下した。この日、ドラフト1位・小園海斗内野手が登録即、1番・遊撃でスタメン出場。高ヘッドコーチは起用の意図について「(田中)広輔の状態もあるし、チームの状態もある」と、説明した。田中広は開幕から67試合に出場し、打率・188は規定打席到達の選手でリーグ最下位だった。
小園は今季は開幕1軍をつかみとったが、出場機会がないまま3月31日に出場選手登録抹消。ウエスタンではここまで47試合に出場し、打率・189、4本塁打、14打点を記録していた。前夜に1軍昇格を告げられたそうで「びっくりしました。自分は全力プレーでチームに貢献するだけなので、頑張っていきたい」と力を込めた。
【ロッテ】
1番・中堅 荻野
2番・左翼 鈴木
3番・二塁 中村奨
4番・三塁 レアード
5番・一塁 井上
6番・遊撃 藤岡
7番・右翼 岡
8番・捕手 柿沼
9番・投手 種市
【広島】
1番・遊撃 小園
2番・二塁 菊池涼
3番・中堅 西川
4番・右翼 鈴木
5番・左翼 松山
6番・一塁 バティスタ
7番・捕手 会沢
8番・三塁 安部
9番・投手 床田