ドラ1・小園、出世番号51誠也から継承 鈴木球団本部長の期待度MAX

 広島は22日、新入団選手の背番号を発表した。ドラフト1位の小園海斗内野手(18)=報徳学園=は「51」に決まり、今季まで鈴木が背負った出世番号を引き継いだ。同2位の島内は「43」、同3位の林は「44」、同4位の中神は「56」、同5位の田中は「57」、同6位の正随は「49」、同7位の羽月は「69」、育成ドラフト1位の大盛は「124」となった。

 背番号「51」は期待の表れだ。かつて江藤智、前田智徳が背負い、今季まで鈴木の代名詞となっていた番号を来季から黄金ルーキー小園が引き継ぐ。鈴木球団本部長は「ドラフト1位だし、これからの正ショートとしてやってもらいたい。いわゆる出世番号。期待している」と説明した。

 大型新人にふさわしい番号といえる。小園は走攻守そろった遊撃手として、今夏の甲子園で活躍。今秋のドラフト会議では広島、ソフトバンク、オリックス、DeNAと4球団競合の末、緒方監督が交渉権を獲得した。

 鈴木本部長が「誠也(の背番号)を動かすときから(くじが)当たったらということだった」と明かしたように以前から温められていたプラン。イチロー(マリナーズ)が51を付けていることから、他球団でもソフトバンク・上林ら三拍子そろった若手に与えられるケースが多く、小園にもピッタリだ。

 前任者の鈴木は1年目から1軍で11試合に出場し、2年目にはプロ初本塁打を記録。4年目からレギュラーに定着し、リーグ優勝に貢献した。緒方監督が来春1軍キャンプ抜てきを示唆するなど小園への期待値は高い。

 すでに小園は仮契約を済ませ、「これからの人生は自分で切り開いていかないといけない」と決意を語っている。目標は「日本一のショート」。“鈴木ロード”を歩み、スターダムに駆け上がる。

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