広島30年ぶり!開幕から先発4人オール白星!薮田も続いた粘投5回3失点

 「ヤクルト3-6広島」(3日、神宮球場)

 広島が逆転勝ちで25年ぶりの開幕4連勝。2-3の六回に相手ミスに乗じ、積極的な走塁を絡めて4得点した。薮田は7四死球と苦しみながらも5回3失点で今季初勝利。ヤクルトは拙守が響き、先発の原も粘り切れなかった。

 何とか白星を手にした。薮田が5回4安打3失点(自責点2)で今季初登板初勝利。「球自体は悪くなかった。(課題のセットポジションも)今までより兆しが見えた」。収穫も反省も混在した投球となったが、チームの4連勝に貢献する112球となった。

 初回は味方の失策もあり1点を失ったが、二回は三者凡退に抑えた。「反省は要所での四球」。7四死球とオープン戦からの課題である制球難を完全修正できず、二回以外は毎回走者を背負った。それでも粘り、三回以降の失点はバレンティンの2ランのみ。最速152キロだった直球にも、一定の手応えをつかんだ。

 開幕前の実戦登板は5試合で防御率6・97と不安定な投球が続いていた。「不安が大きかった」とローテ剥奪の危機感も胸に迎えた自身の“開幕戦”。この1週間はクイックなど、投球フォームの修正を施してきた。何とか勝ち星をもぎ取り、球団史上、開幕4連勝全てで先発投手に白星が付いたのは88年以来、2度目となった。

 緒方監督は「五回までゲームを作ってくれたけど、次回修正してまた頑張ってもらう」と評した。「変化球でもカウントを取れればもっといい投球ができる。これを次につなげていきたい」と薮田。この1勝を糧に、前だけを向いて進んでいく。

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