西川、壁ぶち破れ!開幕1軍に危機感「今、結果残さないと…」

 広島・西川龍馬内野手(23)が12日、積極打法で復調への糸口をつかむ決意を示した。3月の実戦成績は15打数1安打と結果、内容とも納得のいかない不振にあえいでいる。開幕1軍への危機感も口にする3年目は、残り実戦が限られている中で一日でも早く状況を好転させる一打を渇望する。

 悲壮な思いがにじみ出ていた。3・30開幕戦が迫る中、打撃不振のトンネルから抜け出せない日々。西川は「割り切るしかない。手数を出していかないと。どんどん振っていくしかない」と打開への道を口にした。

 3月の実戦は15打数1安打、打率・067。結果が出ないだけでなく、内容についても「良くない」と即答。「今年の実戦に入ってからタイミングが合っていない」と自己分析する。守備、走塁面でも精彩を欠くシーンがあり「連鎖するんじゃないですか」とも言った。

 昨季は打率・275、16年は同・294の数字を残してきたが、同様の経験はあったという。その際も割り切って壁を乗り越えたことから「考えたら(打席で)手が出なくなる。変なことになるから形は変えない」と説明。悪循環に陥らないためにも、各投手にタイミングを合わせること以外は不変だ。

 三塁を争うメヒアと美間が好アピールを続けている。腰痛症で離脱していた安部も10日に2軍で実戦復帰を果たしている。それだけに「開幕してから、まずは1軍で試合に出られないと。だから今、結果を残していかないと残れない」と危機感を口にする。

 オープン戦は残り10試合。「ちゃんと合わせていかないと。早く気持ちいいヒットは打ちたい。パチンって」と復調への快打を求めた。一心不乱にバットを振り続け、ルーキーイヤーの16年以来となる開幕1軍の座を手中にする。

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