アドゥワ、藤井の若手2人がともに失点 開幕1軍入りへ試練
「オープン戦、広島3-3ヤクルト」(11日、福山市民球場)
若鯉が貴重なマウンドを経験した。前日10日のオープン戦初登板で1回無失点と好投したアドゥワ誠投手は、六回から登板。3本の単打を集められ1点を失った。2連投はプロになって初めて。高校時代に連投したことはあるものの、プロで2試合続けて結果を出す難しさを知った。
藤井皓哉投手は八回から登板。この回は山田哲、バレンティンなどを抑えて無失点で切り抜けたが、回をまたいだ3-2の九回につかまった。先頭・広岡への四球をきっかけに走者をためると、藤井に左翼への同点適時二塁打を浴び、直後マウンドを塹江に譲った。
中継ぎ6枠のうち残りの1枠を争う。現在は連投や回またぎができるかが開幕1軍入りへのテストになっている。2人はこの日の課題を反省して、次回登板に望みをかける。