中村奨、川下り体験で「心が落ち着いた」

チョロ船の上で「℃℃℃ポーズ」を決める(右から)中村奨、山口翔、ケムナ=日南(撮影・飯室逸平)
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 「広島春季キャンプ」(9日、日南)

 広島は今キャンプ2度目の休日を迎えた。ドラフト1位・中村奨成捕手(広陵)、同2位・山口翔投手(熊本交工)、同3位・ケムナ・ブラッド誠投手(日本文理大)が日南観光を楽しんだ。

 まずは油津に伝わる伝統的な帆走木造船「チョロ船」に乗り込み、川下りを体験。その後はみやざき地頭鶏の炭火焼きを実演し、ほおばった。

 中村奨は「船に乗って心が落ち着いた。歴史を感じたし、次に住むなら宮崎でも良いかなと思った」と笑顔をみせた。山口は「船がきちんとこげなかった。もう一度リベンジしたい。地鶏は本当においしかった」と目尻を下げた。

 5歳から高校生までを日南で過ごし、実家が近くにあるケムナも休日を満喫。川下り後には偶然、散歩中だった愛犬のゴン(16歳)とムサシ(4歳)と再会。抱っこして笑顔をみせた。「船に乗ったのは小学5年のとき以来かな。懐かしい風景を見ながら、いろいろ思い出すことがあった。地頭鶏は好きなので、好きな物を食べられて良かった」と話した。

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