連覇の広島、ビールかけは無礼講 共同会見に緒方監督、23セーブ今村ら

頭から日本酒を浴びせられる(左から)新井と緒方監督(撮影・吉澤敬太)
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 37年ぶりの連覇で8度目のリーグ優勝を決めた広島の緒方孝市監督、新井貴浩内野手、菊池涼介内野手、丸佳浩外野手、今村猛投手の5人が、神戸市内の宿舎で行われた共同会見に出席した。全員はビールかけ用のTシャツを着用してひな壇に上がった。

 緒方監督は「やっと落ち着いたというか、優勝の瞬間は昨年の喜びとは違った感じがして感極まって涙が出てたなという感じだった」と話した。

 新井は連覇達成の瞬間を「うれしかった。去年もうれしかったですけど、今年も同じくらいうれしいです」と振り返った。

 菊池は「今年は勝たないといけないという重圧もある中で、最後の最後までちょっと長かったなという感じですね」とシーズンを振り返った。

 丸は「チーム全体が一つになって戦えたと思います」とナインを思いやった。

 投手陣でただ一人、会見に出席した今村は「ブルペンから取りあえず勝てばいいかなとそれだけを思って見てました。優勝が決まった瞬間は、去年と違って長かったなと思いました」と話した。

 会見後はビールかけ会場で美酒を浴びた。会沢選手会副会長が「裏方さん、球団関係者のみなさんのおかげで連覇することができました。裏方さんにはまだ試合が続くので、ご支援、サポートよろしくお願いします。いきましょう」とあいさつ。

 直後に一斉にビールかけが始まった。無礼講のように緒方監督やベテラン新井に美酒を浴びせる選手たちが続出。用意されたビール4000本、日本酒2樽は20分でなくなった。

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