広島が交流戦優勝に王手 丸が八回に決勝12号ソロ ソフトバンクと直接対決勝利でV

8回、丸は勝ち越しソロを放ち、ナインとタッチを交わす
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 「交流戦、広島3-2ソフトバンク」(17日、マツダスタジアム)

 広島が23度目の逆転勝利で交流戦12勝目を挙げ、Vに王手をかけた。2位のソフトバンクとの直接対決に勝った方が交流戦優勝となる。

 丸佳浩外野手が2-2の同点で迎えた八回、12号ソロ本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

 この回先頭で打席に立つと、この回からマウンドに上がったソフトバンクの2番手、岩崎の初球の152キロ直球を中越えに運んだ。

 お立ち台に上がった決勝弾の丸は「最高でーす」とファンにアピール。前日の3本塁打に続く2試合連発に「まずは同点だったのでチャンスメイクしようと出塁を考えていたが、いいスイングができました。甘い球はどんどんいこうと思っていたので初球から甘い球を捉えることができました。いい感触だったので入るかなと走っていました」と振り返った。

 交流戦の打率4割超えの丸は「このまま続けていければ。チームの目標として、交流戦優勝を掲げているのであすも勝ちたい」と白い歯を見せていた。

 打線は2点ビハインドの四回、1死から丸の安打をきっかけに2死二、三塁の好機をつくると、エルドレッドの中前2点適時打で同点に追いついた。

 投手陣は、広島の野村は7回7安打2失点、ソフトバンクの松本裕も7回5安打2失点と両先発投手は合い譲らぬ投球を披露したが、中継ぎ陣に明暗が分かれた。

 接戦を制した広島は、これで交流戦単独トップの12勝目を挙げた。

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