広島・薮田 イニングまたぎで2勝目 リーグトップタイ19試合登板
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「ヤクルト7-8広島」(10日、神宮球場)
広島の薮田和樹投手が、2回1安打無失点で今季2勝目を手にした。
大瀬良の後を継いで、5-6の六回から登板。先頭の大引に二塁打を浴びていきなりピンチを背負ったが、後続を打ち取り、この回を無失点で切り抜けた。
「回をまたぐ準備はできていました」。鈴木の7号2ランで7-6と勝ち越して迎えた七回もマウンドへ。1死一、二塁から9日にサヨナラ本塁打を放った大松を遊ゴロ、最後は中村を右飛に仕留め得点を許さなかった。
これで今季は19試合目の登板。試合数は中日・三ツ間と並んでリーグトップタイになった。「シーズンが終わってもトップでいられるように投げていきたい」と意気込んだ。