野村 直球に手応え30球 フリー打撃初登板「フォームは固まってきている」
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
広島の野村祐輔投手(27)が初めてフリー打撃に登板。エルドレッド、野間、堂林、安部に直球のみ30球を投げ、安打性の当たりは7本だった。それでもテンポ良く投げ込み、ボール球は5球。ファウルで詰まらせる場面もあった。
変化球で打たせて取るタイプだが、そのためには直球の力強さが不可欠だ。「まずは真っすぐを狙ったところに投げられないと」。9日のブルペンで初めてカーブを解禁したばかり。軸となる球の精度向上に努めている。
ジョンソンとともに開幕ローテ入りが確実視されており、今春はマイペース調整が許可され、自らの課題に取り組みながらじっくり調整している。「真っすぐのフォームは固まってきている」と手応えを口にした。





