広島・田中広輔、7800万円でサイン 来季の失策減を誓う

 広島の田中広輔内野手が15日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万増の7800万円にサイン。「1番としての役割、出塁率、得点の部分を評価してもらった。その2つの数字は意識しながらやってきた。しっかりと仕事はできた」と笑顔をのぞかせた。

 今季は「1番・遊撃」として定着し、143試合にフルイニング出場。打率・265だったものの、ヤクルト・山田と並ぶリーグトップの102得点をマークするなど、25年ぶりのリーグ制覇に大きく貢献した。

 来季へ向けては、三振数と失策数を減らすことを誓った。119三振はリーグで2番目に多く、18失策はリーグワーストだった。より安定したプレーができればチームの勝利はおのずと近づく。「優勝した輪の中にいられたのはいい経験だったし、幸せだった。でも、まだまだ三振とエラーが多い。しっかりと克服していきたい」と前を見据えた。(金額は推定)

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