広島 来季スローガンは「カ舞吼-Kabuku-(かぶく)」

新キャッチフレーズ「力舞吼! Kabuku」を発表する広島・小窪哲也=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 広島のファン感謝デーが23日、マツダスタジアムで開催され、来季のキャッチフレーズが「カ舞吼-Kabuku-(かぶく)」と発表された。会の最後に選手会長の小窪哲也内野手が「来年は必ず日本一を報告できるように頑張ります。みなさん応援よろしくお願いします」とファンに向けて約束した。来季のリーグ連覇、33年ぶり悲願の日本一が期待される中、強い気持ちで2017年に挑む。 

 カ舞吼-は、「カープ」らしく「舞」い、「吼」えながら戦っていくという意味で、歌舞伎の言語となった「常識にとらわれない変わった行動や身なりをする」という意味のある「傾く(かぶく)」を元にしたスローガン。他チームの目を気にすることなくカープ道を突き進み、新シーズンも「カープらしく」熱く戦う。そして、球場という舞台でファンを熱く魅了するプレーを約束する。そんな想いを「カ舞吼!」の三文字に込めたという。 

 今季は真赤激(まっかげき)~Burn it up!~」のスローガンで、25年ぶりのリーグ優勝を達成した。「真赤激」は「真っ赤」と「過激」を組み合わせた造語で、カープ伝統の激しい練習に耐え、チーム一丸となり、赤く熱い気持ちで相手チームにぶつかり、おとなしくまとまるのではなく、情熱あふれるプレーでファンに「刺激的な野球」を届けていく。そんな決意が込められていた。

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