広島・新井、黒田のドッキリ発言に「ひっくり返りそうになった」

松井市長(右から2人目)から市民栄誉賞を贈られ、笑顔を見せる(左から)新井、緒方監督、黒田(右)
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 広島の新井貴浩内野手(39)が4日、広島の黒田博樹投手(41)のイジリにタジタジになった。この日、広島市南区のマツダスタジアムで、あらためて黒田が引退会見。質疑応答の途中、新井の存在について問われると“どっきり発言”で、会場を爆笑の渦に包んだ。

 「さっき、この後、FA宣言の会見をすると言っていました。僕はできれば、そっち側(報道陣)で話を聞きたいと思います」

 冗談を飛ばした後、一度はまじめな話に戻って「彼はあのままやればいい。それがチーム、若い選手の力になっていく。そのままでいいんじゃないかと思います」とエールを送ったが、取材の最後には再び「ホントに言ってましたからね!!」と念押し。涙はなく「いままでいっぱい流してきたので。最後くらいは」と、最後まで笑いありの会見になった。

 だが、痛烈なイジリの“被害”にあった新井は驚いた様子。「デリケートなことなので、ノーコメントで。鈴木さん(球団本部長)に聞いて下さい」と言って笑わせたが、「会見はテレビで見ていましたが、椅子からひっくり返りそうになりましたよ。悪い顔をしてましたね」と続けた。

 昨季、共に広島に復帰。2人は投打の柱としてチームを引っ張り、25年ぶりのリーグ優勝を導いた。最後は「もちろん、さみしい思いはあります。ただ、それはキャンプに入って、実感するかなと思います。いつもいた人が、いない風景になるので。キャンプに入ってですかね」と、さみしそうに話していた。

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