3戦連発エルド敢闘賞「素晴らしいシリーズだった」

 「日本シリーズ・第6戦、広島4-10日本ハム」(29日、マツダスタジアム)

 5年目助っ人は、穏やかな表情で表彰式に臨んだ。広島のブラッド・エルドレッド内野手がシリーズタイ記録の3戦連発で敢闘賞を獲得。この日こそ4打数無安打だったが、バットで打線をけん引した。「素晴らしいシリーズだった。最後の最後に相手が上回ったのかなと思っている」。素直に敗戦を認めた。

 日本一は逃したが、パ・リーグ覇者に見せつけたその打棒は色あせることはない。初戦。いきなり二刀流右腕の大谷から特大の一発。勢いに乗っての3戦連発だった。「僕の3本の本塁打でチームに勢いをつけることができた」。第5戦からは4番に座った。主砲としての役割は十二分に果たした。

 来日5年目にして初の大舞台を存分に堪能した。「両リーグの一番強いチームがしのぎを削る。日本一になれなかったのは残念だが、本当に素晴らしい経験ができた」。名前が呼ばれた瞬間、スタンドを真っ赤に埋めたファンからの大歓声が降り注いだ。大きな勲章になった。

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