広島36度目の逆転勝ち 21日にも「M21」点灯

 「広島6-4ヤクルト」(19日、マツダスタジアム)

 広島が36度目の逆転勝利で首位をがっちりとキープした。

 2点を追う八回。先頭の鈴木がルーキの外角低め150キロ直球に食らいついた。打球は右翼席前方に到達。チームトップとなる18号ソロで1点差に詰め寄った。

 「自分が先頭で塁に出ればチャンスが生まれてくると思っていた。塁に出よういう意識がああやって点に繋がったので良かったです」と汗をぬぐった。

 若鯉の一撃に打線が奮起した。2死から代打・松山が内野安打で出塁。田中も右翼線二塁打で続き、菊池が四球を選び満塁で丸に打席をつないだ。1ボールからの2球目、外角低め149キロの速球を左中間へ。走者一掃の二塁打で逆転に成功した。

 「メチャクチャうれしい。何とかつなごうと思っていた。最高の結果になって良かった。全員が諦めないで我慢強く戦うことができたから、逆転することができた」と丸。緒方監督は「終盤の八回に打線が粘ってくれた。よくやった。丸が2打席連続でタイムリーを打ってナイスバッティングだった」と不動の3番打者を称えた。

 チームは4連勝で貯金を今季最多の「23」。優勝マジックは、最短で21日にマジック「21」が点灯する。

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