「広島３－２中日」（１８日、マツダスタジアム）

　首位・広島がサヨナラ勝ちで貯金を２０に戻した。２－２の九回、１死から新井が右越えにサヨナラ１１号ソロを放った。新井はプロ通算３００本塁打まであと「２」とした。

　球宴を挟んでも「神ってる」チームの勢いはまったく衰えてなかった。新井はベース１周後、ホームで迎えるナインにもみくちゃにされた。お立ち台では「最高にうれしいです。（九回は）塁に出ようと思いました。（３００本塁打は）なるべく早く打てればいい。（マツダスタジアムでは今季７度目のサヨナラ勝ち）やっぱり選手皆が負けたくないと１試合１試合全力プレーした結果と、たくさんつめかけてくれた、ファンの皆さんのおかげです。明日もご来場お待ちしています！」と声を弾ませた。

　広島は０－２の七回１死一、二塁から松山の打球を中日の一塁・ビシエドが悪送球して１点。さらに鈴木の右犠飛で同点に追い付いた。先発・ジョンソンは７回７安打２失点。

　中日は五回、１死一塁からエルナンデスの左越え４号２ランで２点を先制したが逆転された。先発・若松は８回６安打２失点。