菊池、ヒヤリ 左肩負傷で病院直行

 「DeNA4-1広島」(2日、横浜スタジアム)

 首位の緒方鯉にヒヤリとする場面があった。開幕から不動の「2番・二塁」を務め、チーム躍進の立役者の菊池が守備で左肩を痛め負傷交代した。

 アクシデントは1-2の六回無死二、三塁で起こった。倉本の一、二塁間の打球を、体を投げ出してストップ。一塁側にこぼれた打球を飛び込みながら右手で捕球し、一塁の新井へトスした(記録は二ゴロ)。全身を投げ出した際に、左肩を痛めたもようだ。

 七回の守備で交代し、病院で診断を受けた。球団から検査結果の発表はなかったが、宿舎に戻ってきた菊池は「元気です。大丈夫。また、あした」と軽傷を強調した。三回に左翼線を破る二塁打を放ち4年連続となる100安打を記録。チームに欠かせない存在の離脱は回避された。

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