エルドレッドが負傷交代 16日精密検査

 「交流戦、広島6-2西武」(15日、マツダスタジアム)

 広島のブラッド・エルドレッド内野手が負傷交代した。1-1で迎えた三回の攻撃。1死三塁の場面で三塁へのゴロを放ったが、一塁へ走りだした際に右太もも裏を痛め、患部を押さえながら一塁ベースを駆け抜けた。この一打が相手失策を誘ってチームに勝ち越し点が入ったが、エルドレッドは両手を膝に当てて顔をゆがめた。トレーナーとともにベンチに戻ると、緒方監督が交代を告げ、代走・松山が送られた。

 交代後は病院には行かずアイシング治療を受けた。16日に広島市内の病院で精密検査を受ける予定。

 5月下旬から6月上旬にかけて打撃状態はどん底だったが、前日14日に16号ソロを放ち復調の兆しを見せていた。緒方監督は「心配だ。まずはケガを治すことに専念してほしい。焦ることなく、一日でも早くグラウンドに戻ってきてほしい」と話した。

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