黒田1カ月半ぶり5勝目で広島貯金7

 「交流戦、楽天0-6広島」(10日、コボスタ宮城)

 広島が連勝で今季最多タイの貯金7。2位・巨人とのゲーム差を3に広げた。

 先発の黒田博樹投手(41)が、今季ワーストタイの9安打を浴びながら、要所を締めて8回無失点で5勝目。4月30日の中日戦(マツダ)以来、約1カ月半ぶりの勝利を飾った。

 三回までに5得点と、大量点に守られながらの投球。六回、1死一、二塁のピンチでは、代打・松井稼を二ゴロ併殺に打ち取った。「大阪の高校時代から知っていて、メジャーでも対戦した。気持ちも、力も入りました。自分の中ではいい結果になってよかった」。宝刀ツーシームを駆使して、元メジャーリーガー対決を制した。

 オコエとの対決では一邪飛、三邪飛、中飛と完全に封じた。

 過去、楽天との対戦は4試合で3勝1敗で、この日の勝利で対楽天戦4連勝。コボスタ宮城での登板は9年ぶりだった。

 日米通算200勝まで、あと2勝。節目の偉業は目前だが「まずは次のマウンドに、しっかりした状態で上がりたいですね。先のことを考える余裕はないです」と、個人記録に関心は示さない。

 ここまで登板4試合で勝ち星がなく、久々の勝利。「それに関しては気にしていない。1試合、1試合の積み重ねなので。勝ててないのは分かっていた。次の登板、次の登板としっかり準備して、その中で勝てればいい」と、チームの勝利に安どした表情だった。

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