田中が3号弾 六回一挙7点の起爆剤に

 「広島9-3巨人」(25日、マツダスタジアム)

 広島の田中広輔内野手(26)が、3号3ランを放った。

 2-1の六回1死一、三塁だ。代わった左腕・山口のど真ん中の直球を迷わず振り抜き、左中間席最前列に放り込んだ。

 「まさか本塁打になるとは思っていなかった。追い込まれていたので犠飛でもいいと思っていた」。3日・巨人戦(東京ドーム)以来、19試合ぶりの一発だ。

 この一打で打線が一気に活気づいた。新井が右前適時打を放つと、鈴木も続き5号左越え3ランだ。この回一挙、7得点。好調の広島打線が、巨人に襲いかかった。

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