緒方監督、8回に「止めきれなかった」
「ヤクルト5-2広島」(11日、神宮)
広島は、2-0の八回に一挙5点を失い逆転負けを喫した。
野村が畠山に左前打を浴びると大引の遊撃内野安打で無死一、二塁。中村の送りバントを新井が三塁へ送球するが、野選で全ての塁が埋まった。
無死満塁と絶体絶命のピンチで、緒方監督はセットアッパーのジャクソンにスイッチ。だが、今浪に同点となる右越え2点適時二塁打を浴びると、川端の三塁へのゴロを堂林が捕球できず(記録は適時失策)に勝ち越しを許した。
緒方監督は「二、三塁になった時点でジャクソンで行くと決めていた。継投に迷いはなかった。終盤に、流れを止めきれなかった」と話した。
野村は七回まで3安打無四球無失点と好投しながら、八回に踏ん張れず2敗目。それでも指揮官は「(野村)祐輔は見ての通り。素晴らしいピッチングをした」とたたえた。