広島が初回2点を先制 打線が石川攻略
「ヤクルト-広島」(11日、神宮球場)
好調な広島打線が初回から石川を攻略。2点を先制した。
先頭の田中が初球を左前に運ぶと、二盗を決め無死二塁。前日10日に決勝打を放った菊池が好調そのままに中前適時打を放ち、わずか5球で先制点を奪った。さらに新井の中前打でつくった1死一、三塁からは、エルドレッドの右犠飛で追加点を挙げた。
菊池は「打ったのはスクリュー。ランナーを進めること、次の打者につなげる意識でいきました」。エルドレッドは「打ったのはカットボールかな。チャンスで最低限の仕事ができたよ。キクがよく帰ってくれた」と喜んだ。
試合前まで、本塁打数は12球団断トツの39本。チーム打率・279、192得点も両リーグトップの数字を誇る。最強の攻撃陣がチームを勝利に導く。