黒田「最短で戻る」治療&トレ再開
頸部(けいぶ)の神経根症と右肩痛のため8日に出場選手登録を抹消された広島・黒田博樹投手(41)が10日、マツダスタジアムで治療とトレーニングを再開した。
約2時間、球場に滞在してボールを投げることはなかったが「いつものルーティーンや肩の周囲のトレーニング」と室内で汗を流した。「肩は数年良かったり悪かったり。首は春先からいい状態じゃない。肩と首はリンクしていないと思う」。トレーニング後は、広島市内の病院で診察を受けた。
満身創痍(そうい)の中で開幕から4勝。「最短で戻るのは当然」と18日からの復帰に意欲を見せた。「1回(先発を)飛ばすのはいい意味で、先のことも考えてチャンスかな」。あと3勝に迫った日米通算200勝はもちろん、その先にある25年ぶり優勝にプラス材料とする。