右肘内側側副靱帯(じんたい)部分損傷でリハビリ中の広島・大瀬良大地投手(24)が29日、故障後初めて、バッテリー間での投球練習を再開した。広島県廿日市の大野練習場で、平地ながらも捕手を座らせて41球を投じた。
復活への階段を徐々に上がっている。「病院で(練習の強度を)上げていってもいいと言われた。結構力を入れて投げ、感覚では9割から10割くらい」と、順調な回復に笑みを浮かべた。
「これから、どんどん投げることができれば、焦りも出てくる。その気持ちを抑えて、1つずつステップアップしていかないといけない」。順調にいけば週明けにもブルペン投球を再開する予定だ。