広島が接戦制し3位浮上 黒田3勝目

力投する広島・黒田=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島3-2阪神」(23日、マツダスタジアム)

 広島が接戦を制して連敗を2で止め、3位に浮上した。

 三回、1死二塁の場面で、菊池が阪神先発・岩貞から中前適時打を放って先制。1-0の九回には、2死一、二塁から代打・松山が、阪神3番手ドリスから左越えに2点二塁打を放った。

 先発の黒田は7回4安打無失点、4奪三振の好投で3勝目(1敗)。八回はジャクソンが無失点に抑え、3-0の九回は中崎が2点を失ったが、何とか逃げ切ってリーグトップの7セーブ目を挙げた。

 敗れた阪神は1日で4位に転落。前日22日の広島戦では今季最多の19安打12得点と爆発した打線が、八回まで沈黙。九回、ゴメスが7号2ランを放ち1点差としたが、届かなかった。

 先発の岩貞は6回2/3を投げて7安打1失点、4奪三振と粘ったが、援護なく今季初黒星を喫した。

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