新井“今季初安打”放っても妥協なし
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
広島の新井貴浩内野手(39)が11日、今キャンプ初めてシート打撃に参加し“初安打”を放った。福井の高めに抜けた直球を見逃さず、右越え二塁打。「打撃の感覚はまだ分からないが、反応できたのは良かった」と汗をぬぐった。
今キャンプは初日から精力的にバットを振り続けている。第2クール最終日の9日は、ランチ特打後に一人“おかわり”し、黙々とバットをスイング。この日もシート打撃後に室内で30分以上、打ち込んだ。
「低めの球の感覚がずれている。ボールと思ってもストライクになっている」と冷静に分析した新井。開幕戦に合わせ、今後は試合で実戦感覚を取り戻していく。