オスカル日本の裏側から両親呼ぶ
今秋ドラフトで広島から指名を受けた7選手が、7日の入団会見を前に6日、広島入りした。日系2世で、ドラフト6位・仲尾次オスカル投手(24)=ホンダ=は将来的に、ブラジルに住む両親を招待する計画を披露。「自分の頑張りを見せてあげたい」と、早期1軍で両親に恩返しを約束した。
初めて広島の地に降り立ったオスカルは、真っ先に両親への感謝を口にした。入団会見を翌日に控え、1つの目標を立てる。早期1軍昇格で、両親を日本に招待したい。胸にあるのは、恩返しの気持ちだった。
日系2世。ブラジルの実家には大学3年時から帰っていない。父嗣光さん(72)、母早苗さん(64)は今回、パスポート取得が間に合わず、来日できなかった。沖縄で生まれた両親は、移住後「35年から40年くらい」来日できていないと言う。
「プロ入りが決まった時には『マジか!?』と驚かれました。何とか1軍にいて活躍するのが一番です。日本で、目の前で自分の頑張りを見せてあげたい」
どこでも投げる
早期1軍昇格で両親に恩返しを約束した。白鴎大進学とともに来日。4年時に志望届を提出したが、指名漏れでホンダへ入社。2年間の社会人野球を経て夢がかなった。「やっとプロ野球生活が始まった感じ」とうれしそうに話した。
大学時代は先発。社会人では中継ぎ、抑えと経験値は十分だ。「全体的にできる」と、ポジションへのこだわりはなく、任された場所で全力を尽くすと意気込んだ。理想はなく、「(今の)自分以上の投手になりたい」と飛躍を誓う。即戦力左腕の活躍が、25年ぶりの優勝には欠かせない。
