マエケン誓った!17年WBCで世界一

 ポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦を希望している広島・前田健太投手(27)が1日、フジテレビでの番組収録に「プレミア12」の侍ジャパンメンバーと参加。17年に開催される第4回WBCの日本代表入りに意欲を示した。世界一の称号を奪い、日の丸を掲げてみせる。

 真っすぐな視線の先に、17年のWBCがあった。前田は「そのときにケガをしているかもしれないし、どうなっているか分からない」と前置きした上で言い切った。「世界一になりたい。出たいという思いはある」。13年のWBCと今回の「プレミア12」。過去2度の国際大会で味わった悔しさは、日の丸を掲げてこそ晴らされる。

 13年の第3回WBCでは3試合に先発登板。計15回を投げ2勝1敗。防御率0・80、18奪三振でベストナインに選ばれた。日本のエースとして臨んだ11月の国際大会「プレミア12」でも2試合に先発し1勝。だが、いずれもチームは準決勝で敗退し辛酸をなめた。

 侍ジャパンの小久保監督は「プレミア12」の総括会見で第4回WBCについて「今回のメンバーが中心になっていくと思う。僕自身も含めて、彼らがあの1敗(準決勝の韓国戦)の重みをしっかり忘れずに、いい活躍をしてくれるってことを願っています」と話した。もちろん、マエケンへの期待も込められている。

 日の丸を背負って戦ったメンバーについて、前田は「短い時間だけど勝つために戦った。カープと同じくらいの結束力がある」と力を込めた。世界一に輝くことは、自身の目標の一つでもある。夢は17年に続く。

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