鯉獲得プライディ外野手!左の巧打者
広島が新外国人として、ジェーソン・プライディー外野手(32)=米大リーグ・アスレチックス傘下3A=を獲得することが10日、分かった。近日中に発表される。うまさと長打力を兼ね備えた左打者で、ブラッド・エルドレッド内野手(35)との助っ人コンビで、得点力アップが期待される。
25年ぶりの優勝を狙う来季。カープに心強い新助っ人がやってくる。プライディーは右投げ左打ちの外野手で、今季はアスレチックス傘下3Aナッシュビルで活躍。打率・310、自己最多となる20本塁打を放った。
球団幹部は「大砲にはエルドレッドがいる。彼とは違うタイプの野手が欲しかった。(プライディーは)確実性があり、長打も期待できる」と言及。タイプの異なる左右の強打者を並べられれば、相手投手に脅威を与えられるはずだ。
プライディーはマイナー通算打率・278、通算134本塁打をマーク。メジャーでの実績は乏しいが、3Aでは安定した成績を残している。日本で飛躍する可能性は十分にある。
今季は主に中堅を守っており、守備に大きな不安はない。左翼と一塁を守るエルドレッド、一塁を守る新井、外野手の鈴木誠、松山らの状態を考慮しながら、起用法を定めていくとみられる。
今季は悔し過ぎる4位に終わったカープ。黒田の復帰などで優勝への機運が高まったが、3年ぶりのBクラス転落と苦汁をなめた。その要因は明らかに得点力不足だった。
開幕からエルドレッドが故障で離脱。菊池と丸も不振に苦しみ、新助っ人のグスマンや途中加入のシアーホルツは起爆剤にならなかった。新井や復帰後のエルドレッドが奮闘したものの、チーム打率・246はリーグ5位。好機であと1本が出ない、貧打に泣き続けた。
1日から宮崎県日南市で行っている秋季キャンプでは、紅白戦がほぼ連日組まれており、石井打撃コーチの方針で1日1000スイングを目標に、野手は徹底した打力アップを図っている。
球団は新たな外国人選手として投手、三塁を守れる内野手を探しており、ロサリオの来季契約は不確定の状況となっている。貧打を解消して巻き返しを図る。プライディーの獲得で、カープが一つ、手を打った。
