ドラ2位・横山は成長途上の大器

携帯電話でカープグッズの写真を撮る横山(撮影・佐々木彰尚)
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 「プロ野球ドラフト会議」(22日、グランドプリンスホテル新高輪)

 広島から2位で指名された横山弘樹投手(23)=NTT東日本=は、「2位という高い評価をしていただいて光栄です。支えてくれた家族、チームメイト、指導者の方に感謝の気持ちを伝えたい」とさわやかな笑みを浮かべた。宮崎日大高、桐蔭横浜大ではこれといって目立った実績がなかったが、社会人入りしてから急成長。昨年の都市対抗で若獅子賞を受賞し、一躍注目される存在になった。

 大きな飛躍のきっかけとなったのが、NTT東日本の安田武一コーチ(46)の指導を受けたことだ。大学3年時にセレクションにやって来た横山のチェンジアップを見て、「ビビッとした」という同コーチ。腕が横振りになるなどメチャクチャな投げ方を矯正し、徐々に眠っていた素質が花開き始めた。入社後は徹底的に基礎から鍛え直し、3カ月間はブルペンで投げさせず土台を作り直したという。

 MAX150キロのストレートに加え、チェンジアップ、カットボール、スライダー、カーブ、フォーク、シュートと6種類の変化球を操る。セールスポイントを聞かれ「バッターの動きを見ての配球、ピンチでの粘りが持ち味です」と話すなど、総合力で勝負するタイプだ。安田コーチによると体力面を含めて、大きな可能性を秘めているという。

 同じNTT東日本から12年にDeNAに3位指名された井納祥一は、プロ入り時にはすでに完成品だったが横山は全く違う。「正直言ってフォームはまだバラバラ。未完成だけど、逆に伸びしろはかなりあると思う」(安田コーチ)と、無限の成長曲線を描いている過程なのだ。「日本を代表するピッチャーを目指したい」と力強く抱負を語った横山。大瀬良、中崎らのカープ若手投手陣に、新たな新風を吹かせてくれそうだ。

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