中田右肩OK!来季は60試合登板だ

 広島・中田廉投手(25)が19日、60試合登板を来季公約に掲げた。昨季はセットアッパーとして66試合登板とフル回転も、今季は右肩痛に悩み、わずか5試合のみ。完全復活でリリーフ陣を救う。

 廿日市市の大野練習場。菊地原コーチとマンツーマンでフォーム固めに励む中田の姿があった。「遠投もブルペン投球もできている。肩は全く問題ない。今年は悔しかった。来年は開幕1軍で、必ず60試合は投げます」。力強く言い切った。

 今季は2月上旬の日南春季キャンプ中に右肩痛を発症して離脱。5月30日に1軍に合流したが、再び痛みに襲われ6月12日に登録抹消。右肩関節内炎症と診断され、以降は慎重にリハビリを重ねてきた。

 3軍では体重を94キロから83キロへ、11キロもの減量に成功。「食事制限やトレーニングで落としました。体のキレが違います」と胸を張った。今季は大瀬良が先発から配置転換されるなど、リリーフ陣の駒不足に苦しみ「僕は結果うんぬん以前に、投げることもできなかった。本当に苦しかった」と、振り返った。

 菊地原コーチは「以前は上体に頼りすぎていた。今後は下半身を使えるようになって、肩を痛めないようにしないといけない。まだ若いから、今年の経験を生かしてほしい」と話した。

 リハビリは順調で、来春キャンプ中の1軍合流が期待される。大瀬良が先発復帰する来季に向け、畝投手コーチは一岡、今村の奮起を促している。中田は「僕もいる、畝コーチにアピールしていく」と前を向いた。

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