ジョンソン無安打無得点逃すも11勝目

 「広島4-2中日」(10日、マツダスタジアム)

 広島・ジョンソンが1-0の八回2死から初安打を許し、ノーヒットノーランを逃した。さらに野手の失策も絡み、一気に逆転を許した。

 七回まで1四球のみ、投球数79で無安打投球を続けていた。

 しかし八回だ。先頭の平田に四球を与え、和田は右飛に打ち取ったもののエルナンデスに四球を与え1死一、二塁。赤坂は右邪飛に打ち取り、二走・平田がタッチアップで三進し、2死一、三塁。ここで杉山に左前打を許し、平田が生還。さらに三塁を狙った一走・エルナンデスを刺そうと、左翼エルドレッドが三塁に悪送球を犯し、エルナンデスは一気に逆転のホームを踏んだ。

 ジョンソンは初安打を許し、マウンドでガックリと膝に手をつき、三塁後方へのバックアップを怠っていた。

 それでも八回、新井の同点打、石原の勝ち越し打で再逆転し、今季11勝目が転がり込んだ。試合後は「石原は素晴らしいパートナーだ。(記録を)達成できれば良かったが、チームが勝って良かった」と、安どの表情を見せていた。

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