鈴木誠の犠飛で20イニングぶりの得点
「広島9-1ヤクルト」(13日、マツダ)
広島が二回、鈴木誠の左犠飛で、20イニングぶりの得点を挙げて先制した。先頭の新井が右中間二塁打で出塁。梵が犠打後、一死三塁で鈴木誠が左翼へ犠飛を打ち上げた。
相手は前進守備を敷いた場面。「新井さんが出塁して、梵さんがつないでくれた。なんとしても先制点を取りたかった」と、1ボールから2球目、内角高めの直球に強くバットを振った。「内野が前進していたのは、打席で見ていたので。強い打球を、打とう思っていました。詰まりましたけど、得点が入って本当に良かったです」と振り返った。
11、12日のヤクルト戦(マツダ)で2試合連続零封負け。3試合、20イニングぶりの得点に、緒方監督も「なかなか得点が入らない試合が続いた中で、誠也がきっちり犠牲フライを上げてくれた。あれで乗っていけた」と、高く評価していた。 三回には左翼線二塁打で出塁。先発出場に限れば、これで4試合連続安打。左投手相手に結果を残し続けている。14日から始まるDeNAとの3連戦を前に「体力的に投手が疲れてくる時期なので。夏場は僕たち野手が頑張っていきたいです」と、今後のさらなる奮起を誓っていた。
