広島ジョンソンがブチ切れ

 「広島(1回裏降雨ノーゲーム)ヤクルト」(4日、マツダ)

 グラブをベンチにたたきつけ、イライラを爆発させた。雨の中、一回1死満塁のピンチを抑えても、気持ちは晴れなかった。広島・ジョンソンは「ゲームとしては非常にうれしくなかった。私個人の気持ちだが、雨が降っているのなら、プレーボールはかけないでほしかった。50分待って、まだ雨は降っていた」と、審判団の判断に疑問を呈した。

 降雨のため開始が49分遅れた試合は一回裏途中に中断し、結局ノーゲームに終わった。左腕は初回に31球を費やしたため、次回先発はローテを1回飛ばす形で、11日・中日戦(ナゴヤドーム)になる見込みとなった。

 初回のマウンドに向かう途中で降雨のためベンチに戻された。肩をつくり直して初球を投じた。左前打、犠打、三ゴロ失策、四球で迎えた1死満塁。マウンド整備での中断後、デニングを見逃し三振、大引を左飛に抑えたが憤りは隠せなかった。「マツダのマウンドは下が粘土質。ぬれると滑りやすくなる。ケガの要因になる」。ジョンソンは開始、再開に際しての正確なジャッジを求めた。

 最後は落ち着きを取り戻し「天候はどうしようもない。神のみぞ知る」と話した。それでも、チーム最多タイ7勝を誇る左腕の先発機会が、1回飛ぶという事実は残る。不運という言葉では片付けられない。

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